学校日記

1年生音楽(旋律づくり)

公開日
2021/01/18
更新日
2021/01/18

学校の様子

<Kの学校日記 vol.50>

1月18日(月) 晴れ 

4時間目、音楽室で待っていると、1年生が元気に入ってきました。
先生に「よろしくおねがいします」と挨拶をして、授業が始まりました。

1年生は今、“旋律づくり”を行っています。
今日はその2回目です。
ド、レ、ミ、ファ、ソの5つの音の中から、好きな音を3つ選んで、♪タンタンタンウン♪の4拍子の旋律を作ります。
タンタンタンの部分に、自分の好きな音を入れます。最後は休符(お休み)です。

2回目の今日は、前回とは違う旋律に挑戦してみました。
どの音を選ぶか、それぞれで考えます。
さすが2回目、慣れたものです。みんなスムーズに選べました。

出来た旋律は、前のホワイトボードに貼っていきます。
そしてそれを、班ごとに繋げてみました。
ドミソのように上がっていく旋律、
ソミドのように下がっていく旋律、
ミソドのように上がって戻ってくる旋律、
色々な旋律ができ、繋げると短い曲になりました。これは楽しい!

1年生のみんなは前回の授業で、『3番目の音が“ド”になっている旋律を最後に持ってくると、曲が締まり、終わった感じがでる』という事を知りました。
そこで今回も、“ド”が3番目に入っている旋律を最後にもってきて入れ替えて、確かめてみました。

最後は、全員で作った旋律を、ぜーんぶ繋げてみました。
音楽の先生方も含め、16人分の旋律。
16小節の曲が完成!
もちろん、最後は“ド”の音で終わりました。

音楽の先生が、ピアノでこの曲を演奏してくれました。即興の伴奏つきです!
みんなで先生の奏でる、みんなで作ったメロディーに耳を澄ませました。
曲は1分ほどの短いものでしたが、手拍子をしたり、机をトントンと鳴らしてリズムを取ったり、体を揺らしたりしながら、それぞれに味わっていました。

みんなが作った旋律が合わさると、1つの曲になるという経験は、とても楽しいものでした。
ドレミを選んで繋げると旋律になり、繋げる順番を変えると、また感じ方が変わってきます。
どの音を選んでも旋律になります。
そこには良いも悪いも正解もなく、それぞれの旋律が持つ役割さえありそうです。

なんだか、それぞれの個性が発揮され、合わさって1つのクラスになっている、1年生のみんなのようでした。