学校日記

小さな春

公開日
2017/02/28
更新日
2017/02/28

学校行事

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立春の日に,小さな春を探しに学区内を回ったことを,校長講話で話しました。日当たりの良い土手にはオオイヌノフグリ(写真左)やヒメオドリコソウが咲いていましたし,校庭の梅の木のつぼみ(写真中)は,だいぶふくらんでいました。そんなことを写真を交えて話し,「皆さんも,小さな春を見つけたら教えて下さい」と講話を締めくくりました。数日後,1年生の教室の前を通りかかると,「校長先生,春を見つけました」と言ってビニール袋に入った小さな赤い花を差し出してくれた子どもたちがいました。早速図鑑で調べて「ホトケノザ」(写真右)という名札をつけて教室へ持っていきました。生活科の時間に,春の七草について勉強した子どもたちは「ホトケノザだって」と担任の先生と顔を見合わせていましたが,実は春の七草のホトケノザはコオニタビラコのことなんですね。
そんなことがあってから,「こんな葉っぱがありました」「白い花を見つけました」と,いろいろな小さな春が校長室に届くようになりました。子どもたちの季節を感じ取る力は素晴らしいですね。
明日から3月。春の気配を感じながら,学校は1年の締めくくりに入ります。