ジャングルジム

明南小日記

幅跳びとビブリオバトル

公開日
2021/11/10
更新日
2021/11/10

学校の様子

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11月10日(水) 晴れ

強い風が吹いています。
そんな中、1時間目のチャイムの前に昇降口から校庭へと向かう子ども達の姿が職員室から見えました。

観察バッグを持っている子もいたので、カメラを持って校庭に向かいました。
そこにいたのは6年生と5年生。
6年生は、担任の先生と一緒に持久走大会の練習。校庭をぐるぐると走り、教室に戻っていきました。
体育の授業で練習が出来ない時には、こうしてみんなで練習する時間を作っているそうです。

5年生は体育の授業で幅跳びをやっていました。
探検バッグに挟んでいたのは、「はばとびの学習カード」でした。
幅跳びは、走るスピードに高さが加わります。
踏み切り板やコーンを使いながら、踏切や着地の仕方、ジャンプした時の体の使い方などを練習していました。

2時間目、5年2組は図書館の授業。
先週の「ビブリオバトル」で決まった班ごとのチャンプ本の中から、今日はクラスのチャンプ本が決まります。

スピーチ時間は、先週の“3分”から“1分半”へ。質問タイムも1分へと変更してみました。
発表者で順番を決め、クラスみんなの前で本の魅力を語っていきます。

自分が良いと思った物の良さを、人に伝えるのは難しいです。
限られた時間の中で、どこにフォーカスするのかも重要です。
自分が勧める本の「心の動きの描写」や「結末の意外性」「主人公の魅力」などを交えながら話す姿を見ると、子ども達の言葉の表現力に驚く場面もありました。

チャンプ本が決まると、残りは読書の時間です。
みんなが本を手に取り読んでいる中、チャンプ本(シリーズ本でした)の棚を見に行くと、空っぽに!
ビブリオバトルで使用した本を手に取る子が多く、影響を受け合っている様子が見えました。
本の紹介を通して、自分を見つめ、相手に伝え、相手のことを知り、影響し合うプロセスをふみながら、自分では選ばない本とも仲良くなる。

「今後も、月に1回くらいやってみない?」
という司書の先生の言葉に、大きく頷く子が多かったのも印象的でした。