ジャングルジム

明南小日記

5年生理科 その後

公開日
2022/06/02
更新日
2022/06/02

学校の様子

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6月2日(木) 晴れ

遡ること約1ヶ月。
4月28日に、5年生が理科で「発芽」について勉強を始めていました。<その時の記事はこちら>
この時は「発芽」するために必要な条件を考え、これから実験を通して検証していこうというところでした。

その後、色々な実験をしながら、本日めでたく「発芽」に必要な条件を揃える事が出来ました!
ここまで理科の専科の先生が、子ども達の意見を聞きながら、グループごとの実験に主体性と幅をもたせ、丁寧に進めてくれていました。

写真は、5月16日と本日の実験結果の様子です。

5月16日は、発芽に「水」が必要かどうかの実験。
子ども達は、「発芽にはやっぱり土がないと!」と思っている人が多く、この実験でも土を使いたいグループが多かったようです。
土(バーミュキュライト:高温で処理されており無菌、肥料効果がない)を使い、水あり・なしで実験。

一方、土を使わずに脱脂綿を使うグループが1つだけありました。
実験の結果、この脱脂綿グループの「水あり」の種も見事、発芽!
「え!?土がなくても芽が出るの!!」と、子ども達は衝撃を受けていました。

そして今日は、「空気」が必要かどうかの実験。
脱脂綿を水に浸し、種が空気に触れた状態のものと、水の中に種を浸水させて空気を遮断したものの2つを用意し、発芽の様子を観察しました。

結果、浸水させたものは種が腐ったような状態に。
「先生〜!これ見て、ひどいにおいがする」
と子ども達が言うように、どろどろでカビが生えているものもありました。

“種”という命の源が、一方では腐り(死)、一方では発芽している(生)様子を興味深そうに見ていました。

「発芽」の実験は、これでおしまい。
今日はこの後、「メダカの誕生」の授業に移っていました。

5月10日に「受粉」の授業のために、理科の先生が植えてくれたズッキーニはもう花を咲かせています。
「5年生、やることがたくさんあるよ。
メダカもズッキーニも、命の営みは待ってくれないから」
と、理科の先生。
5年生の理科の授業は、この後も色々な学びが控えています。