人は違ったほうがいい〜人権教育旬間に向けて〜
- 公開日
- 2019/11/22
- 更新日
- 2019/11/22
学校行事
「差別・いじめはなぜ起きる?」校長先生のこの問いかけに、皆さんは改めてどんな風に答えますか?校長先生は、二つの原因を話されました。一つは、「〜べきだ!」といった勝手な正しさの押しつけ。もう一つは、「みんなが〇〇しているのだから!」といった同調圧力。過度なこうした空気がいじめや差別をつくっていると。力は合わせることは大切なこと。しかし、人はみんな一緒でなければいけないのか?校長先生の答えはNOです。むしろ「人は違ったほうがいい」そして、そのことは歴史が証明していると。人類は、ピンチの時にいろいろな人がいたから補い合い、知恵を出し合いここまで生き延びてきた。こうあるべきだ!こうで無ければならない!と「決めつけない」こと、「もう一度見直す」こと。さかなくんは勉強がずっと苦手だった。でも、絵を描くことが得意で、魚が超超超好きだった。今、彼は、大学の先生をやっている。俳優のトム・クルーズは文字を読むことや書くことがとても苦手。今も苦手で台本が読めない、でも耳から覚えることで一流の俳優となっている。苦手も得意も自分を見る一つの視点でしかない。苦手なことも得意なことも含めて“自分らしさ”だ。自分らしさを知ろう。人は違って当たり前。人は違ったほうがいい。いざというときにその違いを認め合って互いを助け合っていける。今、東中はそういう学校になってきている。