3月7日(木) 学校の宝 その4 「学校教育目標」
- 公開日
- 2024/03/06
- 更新日
- 2024/03/06
学校ニュース
豊科北中学校の学校教育目標をご存じですか?それぞれの学校の課題を達成させるために設定するものが学校教育目標です。北中の学校教育目標は、各教室に掲示していたり、毎年お配りする学校要覧にあるグランドデザインの中にも明記されています。どんな経緯で本校の学校教育目標が決まったのでしょうか?紹介します。
昭和50年10月、講演に来校された東井義雄先生からの手紙に「生徒さんが膝をついて黙々と床を磨いておられる学校の雰囲気。一度や二度集中して磨いても、あのツヤはでません。長い間の誠意の累積の光があれですね。ほんものはつづく。つづけるとほんものになる。いい生徒さんですね。」の言葉が書かれていた。職員、生徒に感動が流れた。やがて日々の実践へと定着していった。そして学校目標設定に向けて職員会議3回を経て、
教わるものから自ら学ぶものへ ひとつを続けてほんものへ
心をひらいて深い交わりへ
と決定したそうです。旧豊科中学校時代を含めて北中の学校教育目標が定められて50年(半世紀)です。これからも大切に引き継いでいきます。今後も少しずつ学校の宝を紹介していきます。
<参考>
東井義雄(1912〜1991)
明治45年4月9日、兵庫県豊岡市但東町佐々木に生まれる。小学校教師として村を育てる教育を実践。ペスタロッチ賞、平和文化賞、小砂丘忠義賞、文部省教育功労賞受賞。