学校日記

人権講演会がありました

公開日
2016/12/05
更新日
2016/12/05

4学年

 24日の3時間目に講堂で4・5・6年生が人権講演を聞きました。テーマは、「感情のコントロール」でした。子どもたちはまず、講師の方に「コントロールってどういうこと?」と投げかけられました。すると、4年生のある子が「操るってことかな?」と大人数の前で発言してくれました。それに続いてまた、4年生のある子も「○○ちゃんと同じで、操るってことだと思います。」と発言をしてくれました。その子たちのおかげで、スムーズに話に入ることができました。
 コントロールの話が終わると、講師の方の息子さんがいじめにあった体験談をお聞きしました。自分の息子がいじめにあっているくやしさや、悲しみを本人から聞き、こころを打たれました。子どもたちも、いじめられる子の気持ち、いじめる子の気持ちを考えることはしてきましたが、はじめて保護者の方の気持ちを考えることのできるいい時間になりました。
 そして最後に、「怒り」のコントロールの方法を教えていただきました。それは、「私メッセージを相手に伝えよう。」というものでした。それは、ただ怒るのではなく、なんで怒っているのかをまず伝えるというものでした。例えば、子どもが友だちと遊んでいてと夜遅くに帰ってきたときに、保護者のかたは心配、不安、何かあったら困るといった感情が湧いてきます。子どもが帰ってきたら「なんでこんなに遅くなったよの!!ダメじゃない!」というのではなく、「あのね、とっても心配したのよ。」と伝えることが大切だというものでした。
 今回、いじめのこと、怒りのコントロールことを学び、いい学習ができました。この学びをこんどは、生活の中で実践できるように支援していきたいと思います。