学校日記

5年生社会見学(水産試験場)

公開日
2020/10/29
更新日
2020/10/29

学校の様子

<Kの学校日記 vol.4>

今日はもう1つ。
5年生が、社会見学で水産試験場に行きました。

天気の良い中、20分ほどの道のりに会話も弾みます。
女子たちは、「○○といったら、○○」のゲームをしながら。
男子たちは、川に鴨を見つけて「とって食おうぜ〜」と…
か、鴨肉、おいしいよね。


水産試験場では、担当者の方に色々な説明をしていただきました。
なんと、長野県は全国でも養殖が最も盛んな県だそうです。
2位、3位は静岡県と山梨県。
両県とも富士山の湧水が豊富な地域であり、長野県の地下水の豊かさが分かります。

お話を伺った後は、養殖場の見学です。
そこで、沢山の体験をさせていただきました。

・えさやり(餌のにおいもしっかり確認しました)
・ニジマスを網ですくって、別の場所に移すお仕事体験
・メスのニジマスのお腹から出てきた卵を触ってみました
・ニジマスの体も、自分の手で触ってみました

みんな、それぞれの体験に大興奮!
「水産試験場って、楽しいね!」
「こんなに楽しいと思わなかった!」
「ただ、行って見学するだけだと思ったのに、色々できて嬉しい!」
という声が聞こえました。

本当にそうだよね。
私も楽しかった!
子供たちの様子に、実際に目で見て、触れて、体験する大切さを感じます。
家では「これダメ、あれダメ」とつい言ってしまうけれど、やってみたいんだよね。
彼ら、彼女らにとって、体験することは宝物なんですね…自戒の念を込めて。


色々な体験の後は、質疑応答の時間。
みんなで考えてきた疑問をぶつけてみました。

・一番大変なお仕事はなに?
 (答えは、「魚を移動させる仕事」でした。体験したので大変さが分かります)
・お寿司屋さんのサーモンと、信州サーモンは何が違うの?
・信州サーモンと、大王イワナは、どちらが高いの?どちらが売れるの?
いい質問がいっぱいです。

「水産試験場で、育てた稚魚を買うことはできるのか?」の質問も。
購入するには、特定の団体に加入することが必要で、そのためには魚をしっかり飼ったことがある実績も必要との事。
「金魚は飼ったことあるけどなぁ〜」
うーん、残念!

たくさんの知識と経験を得て帰路についた子供たちでした。
明日は、育てたニジマスを加工する工場の見学に行きます。