感染症予防のための手洗いチェック
- 公開日
- 2020/12/16
- 更新日
- 2020/12/16
学校の様子
<Kの学校日記 vol.39>
12月16日(水) くもり
発育測定の時期です。
みんなどのくらい成長したかな?
発育測定の時間には、毎回保健室の養護の先生が、保健に関係するお話をしてくださいます。
例年は、その季節や学年に合ったテーマで毎回違ったお話をしていただくのですが、今年度は“感染症予防”をテーマに年間を通じた取り組みをしてくださっています。
それが、“手洗いチェック”です。
今日は、4年生の様子を見せていただきました。
2時間目。保健室の隣にある、図工室に集まった4年生の児童たち。
まずは、養護の先生から今日やることと、めあてについてお話がありました。
今日は今年度3回目の手洗いチェックとなります。1.2回目を通して、自分の手洗いの仕方の“くせ“”がつかめたところで、今回はそこに気をつけながら、どう洗ったら良いかを実践し、確かめることが目的です。
健康委員の児童が、これまでの手洗いチェックでやった、みんなの洗い残し箇所を集計してくれました。(1枚目の画像の赤いシール)
どうやら、爪がポイントとなるようです。
これをもとに、健康委員のみんなが考えてくれた3つ対策を養護の先生が教えてくれました。
1. 爪の中に汚れが溜まらないように、爪を切っておく。
2. 手洗いの歌のおおかみのポーズ(指先を手のひらの上でシャカシャカ洗う)を、猫のポーズでやってみる。これは、指先を猫のように寝かせることで、爪の表面を洗う作戦です。
3. 1本ずつ丁寧に爪の部分を洗う。
よし、この中から自分に合いそうな対策を実践してみよう!
発育測定が終わった児童から、順番に手洗いチェックを行いました。
専用のクリームをつけていつものように手を洗ったら、手洗いチェックボックスに入れます。
すると、洗い残しの部分が光って見えるので、どこに洗い残しがあるのか可視化できる仕組みとなっています。
3回目となる手洗いチェック。
ボックスに手を入れると、光るところがないくらいピカピカに洗えている児童もいました。
まだ光る部分がある児童は、どう洗ったらその部分が落ちるかを考えながら挑戦していました。
そして、手洗いチェックが終わった児童から、教室に戻ってワークシートを使い振り返りを行いました。
養護の先生には、年間を通して同じことを繰り返すことで、感染症予防に対する意識を継続させること、工夫して取り組むことなどのねらいがあるそうです。
「今年度は、健康や感染症予防に対する意識が、学校、児童、保護者の中でもとても高くなっているので、色々なことを伝え、取り組んでもらうチャンス。」
そう目を輝かせながら力強く話す先生が、とても頼もしく見えました。
この取り組みをしっかり活かして、これからの寒い時期も元気に健康で過ごせたらと思います。