学校日記

総合学習のチラシ配り

公開日
2021/02/04
更新日
2021/02/04

学校の様子

<Kの学校日記 vol.62>

2月4日(木) くもり

お伝えしたいことが溜まってきております。
学校生活、1日として同じ日はありません。
子どもたちの様子はもちろんのこと、先生方をはじめ周りの方々の関わり、教室から見える景色さえ日々変化していきます。

そのほんの1ミリでも、お伝え出来たらいいなと思うのですが、毎日発見や感動があり、全てをお伝えしきれないというのは、嬉しい悲鳴でもあります。

1月28日の『激写くん!Part4』でお伝えした3年生の総合学習。
(記事はこちら↓)
http://www3.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2010013&type=1&column_id=641141&category_id=4623

その翌日の29日。
3年生の別の班の児童たちが、かんだち山の事をまとめたチラシを、職員室に配りにやってきてくれました。
もちろん校長室まで足を運び、校長先生にも配ります。
子どもたちと会話をしながら、にこやかに受け取ってくれました。
教頭先生とは、カメラを構えるとカメラ目線でポーズをとってくれました。

『かんだち山 チラシ はいふ中!!』と書かれた旗を持ち、「チラシいりますか〜?」と声を掛けながら、先生方に配る姿がとても可愛らしいです。
「もらってください」という声掛けにしたら、より多くの人にもらってもらえるのではないかとのアドバイスを受け、配り方も変えていました。

チラシには、“高学年用”と“低学年用”の2種類が用意されていました。
私は高学年用をもらいました。
「そうか。
漢字が多いと低学年は読めない。でも、ひらがなだけだと高学年は読みにくい。
そこで、漢字とひらがなを使い分けて2種類用意したんだな。」
と、読み手に対する配慮に感心していたのですが…
子どもたちの工夫は、それだけではありませんでした。

今週に入り、まだもらっていなかった人のために、また職員室にチラシを配りに来てくれた3年生の児童。
今度は低学年用をもらいました。

そして中身を読んでみると…
なんと、チラシの内容自体が違うものでした。

かんだち山で深刻な松枯れについてまとめられた高学年用に対し、低学年用は、松枯れの原因と言われているマツノマダラカミキリという虫にクローズアップしたものでした。
年齢による興味の違いまで配慮して作っているのか…!と思うと、本当にびっくり。
感動!
3年生という真ん中の学年ならではの発想かもしれません。

“チラシ”を作るうえで、ターゲットを絞り、それに合わせた内容を考えていくという技まで見せてくれた3年生の児童達。
この日も私の心を動かしてくれました。