3学期終業式
- 公開日
- 2021/03/17
- 更新日
- 2021/03/17
学校の様子
<Kの学校日記 vol.86>
3月17日(水) くもり
3学期の終業式が終わりました。
子ども達は下校し、校内はひっそりとしています。
例年であれば卒業式の後に行われる離任式も、5年生以下の児童の最終登校日に合わせ今日行われました。
給食の後、全校児童が体育館に集まりました。
今日はリモートではなく、みんなで直接顔を合わせることが出来ました。
すごく嬉しいです。
終業式の前に、みんなで金管バンドの演奏を聞きました。
“喜びの歌”と“紅蓮華”の2曲を演奏してくれました。
生演奏は迫力があって、空気が震えます。
おそろいのTシャツで登場した金管バンドのメンバー、すごくかっこよかったです。
終業式が始まり、まずは校長先生のお話がありました。
「金管バンド、素晴らしい演奏でした。とても頑張ったと思います。
金管バンドのメンバーだけでなく、明北小はみんな1人1人がとても頑張っています。
それが明北小の素晴らしいところだと思います。」
という内容のお話でした。
例年の3学期終業式は、この校長講話のみでおしまいなのですが、今日は続きます。
明日の卒業式に5年生以下の児童は出席できず、6年生が1人1人名前を呼ばれ、卒業証書を受け取る姿を目にすることが出来ません。
そのためみんなが集まった今日この場で、6年生の名前を1人1人呼んで、一言話してもらうことになっています。
校長先生からその旨お話があり、6年生のみんなが壇上に上がりました。
6年生の担任の先生に大きな声で(卒業証書授与の時のよう)名前を呼ばれると、1歩前に出て、それぞれが『頑張ったこと、出来るようになったこと』を発表しました。
・整理整頓が出来るようになるため、机の中を綺麗にすることを頑張った
・委員会で、委員長や副委員長を一生懸命支えた
・算数が苦手なので、算数の説明問題が出来るように取り組んだ
苦手な教科を頑張ったこと、委員会での取り組み、自主勉強や挨拶、人前でしゃべること、みんなが読めるように字を丁寧に書く、などなど…
自分自身の良いところも、克服したいこところも、ちゃんと見つめられたからこそ出た言葉たちは、それぞれがとってもみんならしいものでした。
「〇〇が苦手なので」と、自分の弱点をみんなの前で言えるというのもすごいと思いました。
自分自身のことをしっかり受容出来ている証拠なのかな。
全員が大きな声でしっかりと、ガッツポーズなども交えながら(こういう時にユーモアを出せる凄さ)発表する姿に感動しました。
きっと、人前で話すのが苦手な児童もいることでしょう。
それでも、全校児童や先生方の前で、堂々と自分の事を話す姿が素晴らしかったです。
隣にいた司書の先生も、みんなの成長に驚き、感動していました。
6年生の発表が終わると、児童会長からの一言がありました。
そして5年生までのみんなで「卒業おめでとうございます!」の言葉を贈りました。
校歌斉唱はビデオを流し、心の中で歌いました。
ビデオでは、明北小の児童一人一人が歌う様子を全員で歌っているように編集されていました。
こうして、3学期終業式が終わりました。
ただいま、職員室では明日の卒業式に向けて職員連絡が行われています。
「明日は卒業生を温かく送り出しましょう」
という校長先生のお話がありました。
きっと素晴らしい卒業式になると思います。
分厚いハンカチを用意したいと思います。