5年生田んぼの畦作り
- 公開日
- 2021/04/30
- 更新日
- 2021/04/30
学校の様子
4月30日(金) 晴れ
今日の1・2時間目、5年生は田んぼの畦作りをしました。
これから始まるお米作り。
水を張った時に畦が崩れないように、土を盛って畦のところをしっかりと固める作業です。
昨日の雨から一転、今日は青空が広がっています。
いいお天気で田んぼ日より!と思いきや、昨日の雨をたっぷりと含んだ田の土は、ものすごい重量となっていました。
鍬や万能(まんのう:フォークのような形のくわ)を使って、土を盛っていくのですが…
重い土を持ち上げるために足を踏ん張ると、どんどん長靴が土(泥)に埋まっていきます。
長靴についた泥が幾重にも重なり、足が2倍くらいの大きさになっている子もいました。
歩くだけで重そうです。
ぬかるみに足をとられながら、何度も足が抜けなくなっては友だちに助けてもらいながら、なんとか畦を固めていきました。
作業をしながら、とんがりサポートのみなさんが熟練の技を伝授してくださいます。
「こうやって道具を使うといいよ」
「シートに穴を空けないように、この角度でやるといいよ」
たくさん、アドバイスをしていただきました。
一通り畦作りが終わると、数人の児童が鍬や万能をもって土を耕し始めました。
「楽しい」
「ずっとやっていられる」
とんがりサポートの方に、改めて万能の使い方を教えていただき、みんなで田を耕しました。
“てこのはたらき”についても教えてもらいました。
作業が終わると、用水路で道具を洗います。
みんなの長靴や道具についた泥が道路にたくさん落ちてしまったので、掃除をしました。
「泥団子の時間だよー」
という先生のかけ声に、子ども達が次々と集まり、落ちている泥をだんごにして、田んぼに戻してくれました。
このやる気スイッチを入れる一言が、さすがだなと思います。
最後にみんなで、今日一緒に作業をしてくださったとんがりサポートのみなさんにお礼を言いました。
数人の児童が、感想を述べてくれました。
「鍬の使い方を教えてもらえて嬉しかった」
「鍬の事は知っていたけれど、鍬と万能の違いがはじめて分かった」
「今日やってみて、思ったよりも難しいことが分かった」
ここの田んぼを使ってのお米作りは、今年で3年目を迎えます。
この田んぼの活動を支えてくださっているとんがりサポートの方がこんなことをおっしゃっていました。
「机上の勉強だけでなく、実際に体を動かして体験することが大切。
子ども達にその体験をたくさんして欲しい」
PTAやとんがりサポートの方々、そして地元のみなさんなど、環境を整えてくれる大人達がいて、子ども達のこの経験が成り立っているのだな、と改めて感じました。
ご協力いつもありがとうございます。
そして保護者のみなさま、
今日子ども達はたくさん、田んぼの作業を頑張りました!
体操着や長靴についたたくさんの泥はその勲章です。
温かく迎えていただければと思います。