学校日記

福祉体験学習 『一般社団法人フォースタート』様と車いすバスケ

公開日
2025/12/16
更新日
2025/12/11

学校行事

12月8日(月)の3・4時間目 総合の時間を使って「福祉体験学習」を行いました。

『一般社団法人フォースタート』の大内様、網屋様、西村様、網屋様がわざわざ大阪から来校されて、体育館で講演会と車いすバスケットボールの体験を行いました。
大内秀之さんは、産まれてすぐに病気が発覚し、0歳で手術をして下半身が不自由になったことを話してくれました。今でも幻肢痛に苦しむことが多々あるそうです。しかし、大内さんは「それでもボクは幸せになるために産まれてきたって信じてる!」と力強い言葉で語ります。実際に車いすバスケで活躍するだけでなく、手だけで登るパラクライミングの日本代表として活躍し、日本1位を7回。世界大会でも最高2位という大活躍をしています。更にはパリコレで初の車いすモデルとしてランウェイにあがり、地震で被災した地域へ支援に出かけてパワーショベルなども乗りこなしてしまう。
「自分が幸せになるために 誰かと幸せを共有するために みんなの幸せを願うために」と、様々なことにチャレンジする姿は生徒たちに眩しく映ったことでしょう。

講演会の後は車いすバスケの体験会でした。
代表職員や男女バスケットボール部のメンバーが、車いすバスケ専用に作られた車いすに乗って試合を行いました。
普段、コート狭しと走り回っているバスケットボール部のメンバーですが、足を使って走れない。腕で車いすを走らせる。シュートも踏ん張りがきかない。ターンをするにも一苦労という中で、汗をかきながらチャレンジしていました。一方、フォースタートの皆様はスイスイと車いすを走らせ華麗にシュートを決める姿に、応援している全校が沸きました。

辛いこと、悲しいことに負けずに、全力で生き抜く姿から「生き方」を学んだ福祉体験学習となりました。

リンクはこちら↓