社会の安全を守るプロに会ってきました!
- 公開日
- 2025/10/30
- 更新日
- 2025/10/30
3学年
先週金曜日の10月24日、社会科見学として安曇野市豊科にある豊科消防署と安曇野警察署を訪問しました。私たちの安全な生活が、どのように守られているのか、その「現場」を深く学ぶ貴重な一日となりました。
消防署では、ポンプ車、救助工作車、救急車の中身を詳しく見学させていただきました。
特に印象的だったのは、消防士の方たちの「備え」の姿勢です。水が3000リットル入るポンプ車でも、放水はたったの10分で終わってしまうため、現場近くで消火栓などから確実に水を確保する準備が非常に重要だと学びました。また、火事がない時も、隊員の方々は訓練、点検、そして体力づくりのための筋力トレーニングを日々、怠りなく行っていることを知りました。「いつ何が起きても対応できるように」という強いプロ意識を感じ、子どもたちは真剣な眼差しで聞き入っていました。
また、警察署では、会議室でのお話とパトカーの中の見学をさせていただきました。近年、交通事故が多いことや、電話での詐欺など、地域で実際に起こっている事件・事故の具体的な様子について教えていただきました。子どもたちからは次々と質問が飛び出し、実際の現場で働く方から直接お話を聞くことで、学習への意欲を深めることができました。
今回の見学は、教科書を読むだけでは分からない「社会を支える仕事」の現実と、働く人々の熱意に触れる機会となりました。子どもたちは、帰校後すぐにお礼のメッセージを書き、現在、学んだことのまとめを一生懸命進めているところです。ご家庭でも、今回の見学で学んだことを話題にし、地域社会の安全について考えてみるきっかけにしていただければ幸いです。