昔の道具で、脱穀体験
- 公開日
- 2012/10/14
- 更新日
- 2012/10/14
5学年
先日刈り取った稲を、クラスごとに、昔の道具を使って脱穀の体験をしました。
使用した道具は、「千歯こき」「足踏み脱穀機」「とあおり(唐箕)」という三つの道具です。穂高郷土資料館に展示してあるものをお借りしてきて、田んぼで体験をしてみました。
千歯こき(写真)は、たくさんやりすぎるとなかなか引っ張ることが出来ず、加減をす
るのが大変そうでした。足踏み脱穀機は、足で踏んでたくさんの針金の刃がついているものを回転させるのですが、少し手で回しながらタイミングよく踏んでいかないと、回転方向が逆になってしまい、難しいようでしたが、うまくいくと、どんどん取れるもみに驚きの声をあげていました。とあおりは、風の力を使って、もみと細かいごみの重さを生かして分けていく道具です。もみが下の方へ落ち、ごみは横から飛んでくる様子を興味深く見ていました。
「昔の人はこんなに大変だったんだな」「機械が無かった時代に、道具を工夫していて、すごいと思った」というような感想が聞かれました。