学校日記

朗読の時間

公開日
2020/12/03
更新日
2020/12/03

学校の様子

<Kの学校日記 vol.31>

12月3日(木) 濃霧からの快晴 <第3稿>

今日は3つ目のブログ記事となるわけですが、これまたとても素晴らしい企画です。

読書月間となる今月、“図書委員からのプレゼント”に引き続き、また新たな企画が誕生しました!
“朝の朗読”の時間です。
司書の先生が選書した本を、8時10分からの5分間朗読してくれます。
朗読は、読み聞かせとはまた違った魅力があります。
情報は、音のみ。
その他を埋めるのは1人1人の想像力です。
情報量が少ないからこそ想像力が働き、その世界に入り込めるように思います。
別の世界に入り込む時間というのは、ただただ楽しい時間でもあり、現実の色々を忘れて気分転換できる時間でもあります。
これは本の大きな魅力の一つです。

この朗読の時間は、昨日から14日間毎日続きます。14日間の朗読を通して、1冊の本が完結するわけです。

そしてこの企画に花を添えるべく、朗読用の音楽を、東京で音楽の勉強をしている高嶋先生の息子さんが作曲してくれました。
本の朗読の最初と最後に短い音楽が流れます。
この音楽を毎日聞くことで、子供たちは、そのうちお話にスッとはいれるようになり、終わった後はスッと次の事に切り替えられるようになっていくと思います。音楽の効果は素晴らしいです。

一番下の写真は、朗読中の5年生のクラスの様子です。
司書の先生の朗読はとても聞きやすく、みんなとても集中してお話を聞いていました。
静かに朗読を聞く、新しい朝の時間がこれからしばらく続きます。