4年生図工
- 公開日
- 2024/09/02
- 更新日
- 2024/09/02
学校の様子
+7
8月30日(金)
昨日の1・2時間目、4年生は図工室で「色合いひびきあい」という単元に取り組んでいました。
小さな画用紙に、自分の手を使って絵の具を塗り・重ね、その色の混ざり方や形が変化していく面白さを味わう、というもので、
この先の水彩画につながっていく部分のようです。
「感触はどう?」
と聞くと、
「冷たくて気持ち良い!」
とのお返事。
手を使って絵の具を塗れば、その塗り方、色の選び方などは子どもたちの自由。
この“自由”というのは一見響きが良いですが、「自由にやっていいよ」と言われても意外と難しいもの。
大人はつい、「うまくやろう」とか「最終的にこうなるように」など、人の評価を気にしたり、先を見越してバランスを取ろうとしてしまいがちです。
4年生の子どもたちは、それこそ“自由”に、思い思いに絵の具を重ねており、その作品がとても面白く、個性豊かだったので、たくさん写真を撮らせてもらいました。
パレットに絵の具をのせてから、画用紙に色を塗る
直接画用紙に絵の具を落とす
水を足す、足さない
指先をつかって、ちょんちょんと色を塗る
指の腹をつかって、グルグルと
指全体、手の平を使って大胆に!?
同じ紙と絵の具を使っているはずなのに、その色選びや塗り方が違うだけで、こうも様々な作品が出来てしまうのか、と驚くほどのバリエーション。
どんどん自分を解放し、感じるままにトライできるのは4年生の素敵なところだな、と見ていて思いました。
「先生、紙を縦に使ってもいい?」
一人の児童が質問し、先生が「いいよ」と答えました。
その時、満面の笑みが。
時にぐっと集中し、また友人たちの作品をみては「すごい」「いいね」と声を掛け合いながら、終始良い表情で取り組んでいました。
「やってみたい」ができること、
自分の表現が自由にのびのびとできること、
子どもたちにとって大切なことなのだな、と改めて感じた授業でした。