6年生外国語
- 公開日
- 2022/12/06
- 更新日
- 2022/12/06
学校の様子
12月6日(火) 晴れ
6年生の外国語力に驚いています。
ここでいう「外国語力」とは、ボキャブラリーや文法の正しさなど技術的なことではなく、「(異国の言葉で)伝える力」。
「ああ、この子達は、海外に行ってもきっと大丈夫だな」と感じさせてくれる力です。
今日は、『My Best Memory』というユニットで、「小学校生活で思い出に残った行事」をペアになり、相手を変えながら発表しあっていました。
これは、このユニットのゴールでもあり、今月末に控えた明北小学校の6年生との交流に向けての練習でもあります。
その発表に驚き感動したわけですが、どこに感動したかというと、
・相手の目を見て話をしている
・自分が普段使い慣れている言語でないにも関わらず、臆せず挑戦している
・相手に伝わるようジェスチャーを盛んにいれている
・相手に興味を持ってもらえるよう、質問やユーモアを入れている
「外国語」の授業というと、「棒読みの英語」「海外に行っても通じない」というネガティブなイメージが正直あったわけですが、この6年生達は、どうしてこんなにも堂々と、変に恥じることなく発表出来るのか。
よく観察すると、「聞き手力」がものすごい事に気が付きます。
・相手の方に体を向け、目を見て聞いている
・相手の言葉に対して、すぐに反応する、声を出す、時に笑いかける
・話し手に負けないジェスチャーをしている
・外国語や話すことが苦手な相手には、話を引き出す工夫をしている
この素晴らしい「聞き手」がいるから、安心して発表出来ているのだなと気付かされました。
外国語の教科担任の先生は
「外国語は、コミュニケーションの授業」
「聞く力は、話す力になる」と言います。
教科担任と外国語コーディネーターの先生達に支えられ、単語を覚えることよりも、うんと大切な事を学び、自分のものにしている6年生が頼もしく感じました。
リモート交流では、明北小学校の6年生は「将来の夢」を発表してくれるそうです。
もうすぐ級友として共に学ぶ仲間達との、有意義な交流となりそうです。