理科で作るホットケーキ
- 公開日
- 2023/03/06
- 更新日
- 2023/03/06
学校の様子
3月6日(月) 快晴
今日の2時間目、6年1組が理科の授業をしているはずなので理科室に行くと…
みんな給食着を着ています。
どうやらホットケーキを焼いているようです。
しかも、生地は紫色。
最初は紫色だったホットケーキの生地は、焼くと青緑に変化しました。
「うわー」「きゃー」
「これ食べられるのかな」(←食べられます)
ブルーハワイを思わせるビビッドな色に、子ども達は驚きながらも盛り上がっています。
「どうして、色が変わるの?」と聞くと
「紫芋の粉が入っていて、それが重曹と反応すると色が変わる。
リトマス試験紙のような役割を果たす」
と教えてくれました。
(紫芋にはアントシアニン色素が含まれています。
アントシアニンは酸性で赤色,中性で紫色,アルカリ性で緑色を示します。ホットケーキに含まれる重曹(炭酸水素ナトリウム)は熱が加わるとアルカリ性が強い物質(炭酸ナトリウム)に変わるため,ホットケーキが青緑色に変化します。)
熱が加わるにつれ、ホットケーキの色がみるみる変わる様子がよく分かりました。
と同時に、「青」という色が、食欲を減退させる効果がありそうだということにも気付いた子ども達です。
ホットケーキが焼き上がると、教室の外に出て「モーターカー」を走らせました。
3年生では風やゴム、4年生では乾電池で車を動かしました。
今回は、手回し発電機で作った電気で車を動かします。
くるくるとハンドルを回しては車を走らせるのですが、まっすぐ走らずに急に曲がったりドリフトしたり。
予想がつかない動きをする車を追いかけては、笑い転げる子ども達。
卒業式まであと8日です。