4年生図工
- 公開日
- 2023/08/31
- 更新日
- 2023/08/31
学校の様子
8月31日(木) くもり
4年生は、1・2時間目に図工がありました。
今日やったのは、「ここをつつんだら」。
新聞紙を使って色々なものを包んでしまおう!という造形遊びです。
教室とその横の廊下、そして向かいの視聴覚室という広いスペースを使って活動していました。
4年生のみんなが今日包んだ物は…
教室の机・椅子、視聴覚室の長机、パイプ椅子といった大物に加え、
えんぴつ、黒板消し、セロハンテープやカラーテープといった身の回りの小物、
さらには、
目に見えない「空気」や、「自分自身」、材料である「新聞紙」を新聞紙で包む、といった姿も。
もうその時点でとても興味深いのですが、その包み方も様々。
大きな机を豪快に包む子もいれば、
プレゼントでも包むように角を合わせて丁寧に包む子、
包んだ新聞紙をとめたセロハンテープが見えないように配慮する子、
平面の紙をふわっと立体的に使って包む子…
また、1人で集中して形にしていく子も多い中、
ある子ども達は、1人(または複数人)で机と椅子を包んだ「家」を完成。
それを近くでいくつも作り、最終的には通路(トンネル)でつなげていました。
「住宅街」という作品だそうです(笑)
家の中では、これまた新聞紙で包んだ「枕」と「布団」をかけて眠る子も…
楽しそうすぎます…
普段は、子ども達の活動の邪魔にならないようなるべく静かにしているのですが、「私も家の中に入ってみたい」という衝動が止められず、ある子の家に入れてもらいました!
(「寝てもいいよ」と枕まで貸してくれました)
途中、担任の先生がお互いの作品を「鑑賞」する時間を作ってくれました。
この「鑑賞」がミソで、制作する手が止まっていた子も、友人たちの作品に触れて後半も熱心に取り組んでいました。
とにかく楽しそうに活動する子ども達。
先生がその様子を見ながら、予定より活動時間を延ばしてくれましたが、まだまだエネルギーが湧いていた様子。
振り返りの時間には
「4年生の最後に時間があまったら、この授業を4時間やらせて欲しい!」
と、先生におねだりする姿がありました。
そしてこの授業の副産物として「新聞紙の中はあたたかい」という気付きも得ることが出来ました。