性の授業
- 公開日
- 2025/01/31
- 更新日
- 2025/01/30
学校の様子
1月31日(金)
今週・来週は助産師の先生に来ていただき、1~6年生まで、学年にあった命や性についてのお話をしていただいています。
水曜日は、5・6年生がそれぞれ授業をしていただきました。
6年生は「自分の『性』や『自分らしさ』」について。
「性別は『からだの性』だけで決められるのかな?」
という疑問から、色々な角度で性について考えました。
性は4つのものさしで考えられるそうです。
・からだの性
・こころの性
・好きになる性
・表現する性(言葉遣いやファッション、自分をどう表現したいか)
これらの多様な性が「自分らしさ」を作っていること、
からだの性とこころの性が一致しない場合もあるし、性を決められない、決めたくない場合もある。
からだの性は与えられたものだけれど、心の性などは自由なもの。
心の中は外からは見えないので、周りの人が見た目や雰囲気で決めつけない方がいい。
少数派だった場合、誰にも言えないこともある。
だから直接気付かなくとも、多様な性や自分らしさが存在することを覚えておいて欲しい、
そんなお話をしていただきました。
5年生は、「自分や相手のたいせつな体」について。
思春期を迎える(迎えた)みんなの体の成長は1人1人違う。
この時期は特に人と比べなくてよいこと。
相手のからだも、自分と同じように大切。
その人だけのとっても大切なからだであるということ。
プライベートゾーンについてや、人との距離について。
「安心」と「不安・嫌」の境界線は人によって違い、その距離は自分で決めてよいし、「嫌だ」と言ってよいということ。
最後は、友だちに自分の話を聞いてもらう・伝えるというのはどういう事か「ハッピートーク」というワークを行いました。
大人に向けて、心も体もどんどん変化していくこの時期。
すでにその変化を感じている子もいるかもしれません。
時折「うん、うん」と頷きながら、真剣に話を聞いていました。