歯と口の健康のために
- 公開日
- 2025/06/11
- 更新日
- 2025/06/11
学校の様子
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6月11日(水) 雨
今週は「歯と口の健康週間」です。
今日から2日間、市の歯科衛生士さんに歯科指導をしていただきます。
(実は先週から、養護の教育実習の先生が来ています。3日目は、その先生が3年生に歯科指導をしてくれる予定です)
歯科指導のトップバッターは6年生。
小学生は1~6年生の間に、歯の状況がどんどん変化します。
そのため歯科衛生士さんは、その学年に合った話をしてくれます。
6年生は、虫歯に加えて歯周病や歯肉についても教えてもらいました。
また今年は、ブラッシング指導の際に「染め出し」を行いました。
「染め出し」は、染め出し液を使って歯垢を赤く染め出し、磨き残している場所を明確にするものです。
この「染め出し」を行うのが、実は初めての6年生。
6年生といえば…
コロナ禍に入学式を行い、入学当初から休校を経験、そして感染症対策を常にとりながら学校生活に馴染んでいった世代です。
そのため、口を開けずに歯磨きをしなければならなかったり、歯磨き自体の制限があったりの時期もありました。
「歯や口の健康にとって大切な歯磨きを、しっかり教えてあげたいという思いがありながら、それが当時は難しかった」
と養護の先生が振り返ります。
今年初めての「染め出し」をしてみると、今までにないくらい集中して真剣にブラッシングしている6年生。
自分の歯の汚れを自覚し、明らかに歯磨きのモチベーションがあがったようで、時間が足りないほど!
適当に終わらせて暇そうにしている子は誰もいませんでした。
「入学当初からマスクをし、口を大きく開ける機会がなかった6年生。
初めての染め出しで自分の歯の汚れと対面し、恥ずかしさなどがあるかなと思ったけれど、みんなしっかり自分の歯と向き合っていた。
その姿を見てとても安心したし、改めてこういった歯科指導の大切さを感じた」
と養護の先生がおっしゃっていました。
また、歯科衛生士さんのお話に「はい!」としっかり返事をし、素直に聞き入れる6年生たちの態度が、この機会をさらに有意義にしているようでした。
最後に
「(染め出しで)歯が赤いのは今だけ。
家に帰ったら赤くはない。
なので今回練習したように、端から順番に1本ずつ細かく丁寧に磨くことが大切。
5~10分くらい時間をかけられると良い」
と、歯科衛生士さんからアドバイスをいただきました。
6年生が丁寧に磨いた歯はすっかり赤い部分がなくなり、ツルツルに!
毎日続けていけるといいですね。