学校日記

PTA活動に思う

公開日
2017/03/06
更新日
2017/03/06

校長室から

         「ひと・もの・こと」とのつながり
                          (PTA会報より)
 来年度、各教室にプロジェクタ式(天井設置型)の電子黒板が配置される。黒板がスクリーンになるので、チョークと画像を一緒に利用することができる。登下校時の見守りや放課後学習、部活動外部コーチ等のスクールサポートに関わる方たちへの保険や謝金が継続された。貧困、いじめ、不登校、職員の加配、児童館利用等の子育てに関わる安曇野市五カ年計画立案に保護者の立場から意見や提言を盛り込むことができた。給食費の監査やアレルギー対応食への要望が出された。これは、安曇野市PTA連合会の代表が関係部署との懇談会や特別委員会に参加したことにより得られた成果の一部です。
 今、施策に対する外部検証委員会の設置やパブリックコメントの公募など「開かれた行政」が一般となっている。検証委員会の中で商工会や校長、教育委員、区長会、医師会等と同じ立場で意見交換ができ提言ができるのがPTA連合会である。PTAの存在価値は何かと問う声があるが、これがその答えのひとつであると私は考える。子どもたちに「ひと・もの・こと」とのつながりを求めるならば、子どもたちに社会とのつながりを求めるならば、子どもたちに家族とのつながりを求めるならば、私たちがそのつながりのモデルを示すことだと考える。
 平成三十年度入学生から利用する制服が一月三十一日のPTA総会で披露された。今年度だけでも十回の選定委員会をもち衣料組合や制服業者、学校職員と同じ立場で発言をし、選定に加わったのがPTAの代表である理事の皆さんです。

 「役員に決まった時には、不安や負担を感じましたが、活動内容は無理なくこなせる程度でしたので働いている私には、とても助かりました。委員会の活動以外でも東中学校の生徒の皆さんの行動を意識できて、応援できた気持ちがします。」
 これは、役員を終えた方からいただいた感想です。地区PTA や各種委員会、学級役員の皆さん、一年間本当にありがとうございました。PTAは必要であり、生徒のための学校づくりになくてならない組織である。