人権講演会 〜塚原成幸先生を招いて〜
- 公開日
- 2020/11/20
- 更新日
- 2020/11/20
お知らせ
11月17日に清泉女学院短期大学の塚原成幸先生を招いて、人権教育講演会を行いました。演題は「笑顔は人を幸せにする 〜人は楽しいから笑うのではなく笑うから楽しい〜」です。放送室スタジオから全校生徒に向けて話をしていただきました。
笑いと幸せについて次のようなお話をいただき、楽しく考える時間を過ごすことができました。
Q1 5歳児は1日400回笑うけれど30代の大人は1日15回になる。これはなぜ?
A1 大人になると笑う力が低下する。笑いを邪魔するのはストレス。ストレスチェックの指標として次の項目のうちいくつ当てはまるか考えてみよう。
1 ささいなことに怒りを感じる
2 何事も完璧でないと気がすまない
3 なかなか寝付けない 熟睡できない
4 毎日がつまらない
5 悩みや不安を人に話さずため込んでしまう
Q2 人間以外の動物は笑わない。笑顔は人間だけのもの。では、一体どんなときに笑うのか?
A2 第3位・・家族といるとき
第2位・・パートナーといるとき
第1位・・友達といるとき
笑いは人との関係の中で起きる。そばに誰かがいると笑顔になれる。だから、人との関係を大事にしよう。
みなさんは1日何回笑っていますか?人間は怒りやつらさの記憶は蓄積されるけれど、楽しいことは記憶されにくくできている。だからこそ、楽しさを引き寄せる物の考え方が大事。人は、楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい。まずは、笑ってみませんか。中学生になれば、物事を解釈する力が養われる。物事を前向きにとらえ、自分のことだけでなく周りの人のことも考えていきましょう。笑顔は人を幸せにするのです。
自分も周りの人も幸せになる。そんな毎日を送りたいですね。