8月27日~28日 二学年登山旅行
- 公開日
- 2024/08/30
- 更新日
- 2024/08/30
お知らせ
2学年では、1泊2日で白馬方面へ登山旅行に行ってきました。
1日目
八方尾根・八方池へ。移動中は雨が降り、台風が来ていて天気が心配でしたが、リフトを降りると鹿島槍ヶ岳や五竜岳が雲間に見えました。登山途中は雲海も見え、神秘的でした。八方池はガスが流れていく様子が幻想的でした。しっとりと濡れた髪の毛を触りながら、雲が私たちの飲む水の源となっていることを実感しました。ウメバチソウの花は可愛く、クロマメノキの実はおいしそうでした。
次に、スキージャンプ台を見学しました。生まれる前にあった長野オリンピックに思いを馳せ、スタート地点近くからの展望台で高所体験をしました。ゴール地点に降りてくると、たまたま練習に来ていた学生さんがジャンプを見せてくれました。飛ぶのを今か今かと待ちながらジャンプ台を見上げます。「きたきた」「お、こっち向いた」「おお!」「うおおおおお!」「うお---お!」「ぱちぱちぱち」と、全員でジャンプを見守り拍手をしました。
白馬乗鞍でのホテルは、夕食も朝食もバイキング。ゆったりした時間が流れ、トランプやウノで友達との時間をかみしめました。
2日目
大町山岳博物館では、北アルプスの地質や役割、登山の歴史や文化などを学びました。登山体験と学びが繋がりました。次に訪れたちひろ美術館。ちひろも山によく登ったみたいですね。事前学習で体験した水を使ったにじみの技法を使った平和と友達をテーマとした展示を見ました。涼しかったので、トットちゃんの庭園もぶらぶらと散策できました。最後は、サントリーの水工場を見学。地下水になる20年間と水の循環を疑似体験しました。見学の最後は、テラスで餓鬼岳の方を見ながら友達と天然水をゴクゴク。八方池、雲、山岳博物館、水のにじみ、そして北アルプス天然水。2日間を通して「水」を感じた旅行でした。
仲間とのやわらかい関係の中で生活した2日間。ちひろ美術館ではその友達と平和について「それでいいんだよ」と認めてくれているようでした。