3年2組の児童が、総合的な学習の時間の一環で、地域の特産物であるわさびの苗植えを体験しました。講師には、わさび栽培の専門家である万水の山口さんをお招きしました。

活動は、わさび田に湧き水を引く「せせらぎ」の掃除から始まりました。児童たちはみんなで協力し、泥や落ち葉を取り除き、水の通り道をきれいにしました。その後、山口さんが持ってきてくださったドジョウを放流。澄んだ水の中を元気に泳ぎ回る姿を、みんなで追いかけ、興味深く観察しました。

いよいよ苗植えです。ひんやりとした清らかな水の中に手を入れた児童たちは、山口さんから教わった通り、一人１、２本ずつ丁寧に苗を植え付けました。

この体験を通して、児童たちはわさびが美しい水環境の中で育つことを肌で感じ、地域の自然や産業への関心を深めていくことでしょう。