お・さ・か・な・み・に・い・く? 【観察の合い言葉】 (2年生)
- 公開日
- 2023/06/26
- 更新日
- 2023/06/26
2年生
生活科で、野菜の栽培を始めました。昨年度あさがおを育てた鉢を使い、一人一つずつ育てています。
例年、2年生ではミニトマトを育てることが多い様ですが、今年は子どもたちが育てたい野菜を選ぶ、選択制にしました。
せっかく育てるのなら、みんなで収穫をお祝いしたいと思い、そして、子どもたちが世話を頑張れるようにと願いを込めて、育てた野菜でピザパーティーをしようと子どもたちと目標を立てました。
ですから、今回選んだのはピザに合う野菜(ミニトマト、ナス、ピーマン)です。他に育てたいと言った夏野菜(ズッキーニやトウモロコシなど)は、クラスの畑で育てることにしました。
野菜を育て始めて数週間ですが、毎週、成長記録を書いています。
去年の経験があるので、なかなか丁寧に観察を行い、記録をしている子も多いのですが、さらに観察記録が上達し、観察名人になるための「秘密の合い言葉」を子どもたちに教えました。
それは、「お・さ・か・な・み・に・い・く」です。子どもたちはそれを聞いてきょとん・・・。
「おはしも」みたいに、それぞれの文字は何かの言葉を表しているんだよと伝えたら、必死に考えていました。(例えば、「お」は「大きさ」、「さ」は「さわったかんじ」です。
では、他の文字は何を表しているのでしょうか?それはぜひお子さんに聞いてみてください。「く」は、子どもたちのアイディアで「くらべる」にしました。子どもたちのいい意見はどんどん取り入れています。)
この合い言葉を教えた途端、子どもたちは「じゃあ、触ってみよう・・・ざらざらしているよ」「においはどうかな?トマトのにおいがする!」と次々に新たな発見をして、文章の量が大幅に増えました。
視点を与えるだけで、子どもたちの気づきはぐっと増えます。「何を書いたら良いのか分からない・・・」と言っていた子も、今日は「○○について調べてみよう」と、やる気も高まったようです。さあ、今日も、おさかなみにいこう!
下の写真は野菜の観察ではなく、水曜日に行った、畑での大豆植えです。予定した日が雨の日に当たってしまうことが多く、延期を2回・・・三度目の正直で無事に行うことができました。
JAの方が大勢来てくれて、準備から実際の植える作業まで、丁寧に教えていただきました。