私がわたしであるために〜人権学習講話〜
- 公開日
- 2021/11/22
- 更新日
- 2021/11/22
学校紹介
「生後間もなくの高熱で脳性まひとなりました。私は障がいがあるから、うまく話すことができないけれど、みなさんに分かるようにしますのでよろしくお願いします。」
「頭の中では考えることができるのに、自分の意志ではどうしようもなく、話したり手を動かしたりできません。だから、足で演奏し、絵や文字を書いたりしています。」
講話の冒頭、本日の講師の冨永房枝さん(長野市在住)は、こう東中生に語りかけました。
50分間の講演会。最初は両者の間にあった距離が(上段写真)、ぐっと縮まった後、冨永さんの語りの間(ま)に合わせて待つ姿や(中段写真)、足で表現する書に引き込まれていく様子が(下段写真)見られました。
東中生がこの講演会で学んだのは、生き方のヒントと、相手が「わたしらしくあるため」には、それを尊重してくれる他者の存在が必要だということではないでしょうか。