6月21日 戦場カメラマン 石川文洋さん講演会
- 公開日
- 2023/06/26
- 更新日
- 2023/06/26
全校
前期人権学習の講話2回目は,戦場カメラマンの石川文洋さんでした。テーマは「命どぅ宝」。「たくさんの写真を見てほしい」と、55枚もの写真を選んで持ってきてくださいました。皆さんの感想を紹介します。
印象に残った写真は死体の前で笑っている兵士の写真だった。
人の命を奪って笑っているのを見て、どういう目で人の死を見ているのか、感じているのかを考えたが、それをしたことのない私には分からなかったので、戦争は人をおかしくするものだと分かった。
印象に残ったお話は、カンボジア大虐殺の被害のお話だった。(1年)
ベトナム戦争のときの写真で、ベトナム人がアメリカ軍の兵に殺されて、殺したアメリカ軍の兵たちがニコニコとしている様子が映されている写真がとても印象に残っている。あの写真を撮影した石川さんはどのような気持ちだったのかなと思った。(2年)
目が見えない状態で生まれてきた赤ちゃんや、手、足がない状態で生まれてきた赤ちゃんは産んだお母さん、おばあちゃんの台からある戦争によって受けた後遺症だということが可愛そうで仕方がなかった。産んだ人や生まれた人は何も悪くないのに、痛い思い,苦しい思いをして生きていくことが聞くだけでも苦しくなる。そしてアメリカ軍は銃も武器も何も持っていない人たちばかり、戦争に何も参加していない人たちばかりを狙って殺して、そんなことで’’勝ち”だと思っている姿は、恥ずかしいし、くだらないし、許せない。(3年)