1月8日 3学期始業式
- 公開日
- 2025/01/08
- 更新日
- 2025/01/08
お知らせ
【1年生代表】
私は、三学期を迎えて2学期課題だなと思った次の3つを頑張りたいと思います。
1つ目は家で勉強する時間とやり方です。私が普段勉強する時間は1時間から3時間ほどですが、習い事などで時間がとれないことがよくあります。そのせいで宿題に不備が増えたり、宿題がギリギリになってしまったりしてしまうので、3学期からは習い事がない日の勉強時間を増やし、やり方も時間をしっかり決めてメリハリをつけて進めていきたいです。
2つめは生活面についてです。それは2学期の目標にも書いた、忘れ物をゼロにすることと、提出物の期限を守ることです。私は1学期忘れ物が多かったのでこの目標を設定しました。実際、はじめの頃より減ったもののゼロにすることはできなかったので、3学期は忘れ物をゼロにするようにしていきたいです。提出物の期限は少し過ぎてしまったものもあったけど、それ以外は守ることができたので、この調子で提出物を忘れることのないようにしていきたいです。
3つめは部活動についてです。私は女子ソフトテニス部に入部しているのですが、次の大会に向けて、今年の夏の大会で感じた反省点を直していきたいと思います。1つは瞬発力です。私は瞬発力にあまり自信がなく、大会でもコートの前の方に落ちたボールが撮れないことが多かったので、瞬発力を上げる練習をして、1球でも多くとれるようにしてきたいです。もう1つは戦い方です。夏の大会で強い相手に当たったときに、ボールを返すのに精一杯になってしまって負けてしまったし、ペアと作戦を立てていなかったので、上手な人に聞いてみたり、戦い方を見て自分とどう違うのか比べてみたりして、強い相手と互角に戦えるようにしていきたいです。
3学期で1年生も終わりになるので、今の3つの点を全て直して2年生に進級できるように頑張りたいです。
【2年生代表】
私は3学期に頑張りたいことが2つあります。
1つ目は勉強です。今までは家で勉強していてわからないと思ったことがあってそのままにしてしまって、その後もできないということがありました。なので、わからないと思ったら、まずは先生や友達などに聞いてみて、苦手な教科や問題を減らしていけるようにしたいです。
2つめは、自分の考えを伝えることです。私は思っていることを言葉にすることが苦手で、言いたいことがあっても言えなかったことが多くありました。3学期は少しでも自分の思っていることを伝えることができるように、自信を持って話せるようにしていきたいです。
3学期はとても短い学期ですが、少しずつ今自分の課題だと思っている部分を改善できるように、2学期よりも更に成長していけるように頑張ります。
【3年生代表】
私が3学期に頑張りたいことは、3つあります。
まず1つ目は、各教科の基礎知識を身につけておくことです。高校に入ると、中学校よりもっと勉強が難しくなっていきます。高校の授業においていかれないようにするために、まずは中学校にいるうちにできるだけ基礎知識を定着させて、苦手な教科を克服することが大切だと思いました。
2つ目は、自己管理をしっかり行うことです。勉強に集中するためには、健康管理は欠かせないものだと思いました。私は、時々、朝慌てることがあり、朝ご飯を少ししか食べないで登校する日がありました。これからは、授業での集中を持続できるように、規則正しい生活を心がけ、食事や睡眠に気を遣っていきたいと思います。また、勉強の合間に自分の趣味の時間をとるようにして、勉強に疲れたときはリフレッシュして、もう一度勉強に臨めるようにします。
最後に、友達との思い出を大切にすることです。中学校生活の中で築いた友情や経験は人生の中での貴重なものになると思います。友達との思い出は、楽しい瞬間やお互いに励まし合ったことなど、たくさんあります。それらを大切にしていきながら、残りの約三ヶ月間、後悔のないように過ごしていきたいです。
3学期は私にとって重要な時期です。目標を持って努力することで、達成感も強く感じ、充実した日々を送れると思います。また、卒業式まで後残り少ないですが、クラスの仲間や、この堀金中学校での思い出もたくさん作り、自分の成長を実感し、最後まで諦めずに頑張りたいと思います。
【校長先生のお話】
新年おめでとうございます。日本に暮らす私たちは新年を迎えると、自分だけでなく、家族や知人、お世話になった人々も含めて今年こそいい年にしたい、幸多き一年にしていきたいと、おせち料理をいただいたり、初詣に出かけたりしますね。皆さんの中にも、お正月におせちをいただいたり、初詣で願掛けしたりした人もいるでしょう。
万葉集で詠まれている新年の歌を紹介します。
「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)」
(新しい年の初め、初春の今日に降りつもる雪のように、おめでたい出来事よ、ますます重なり積もっておくれ。)という意味になるでしょうか。およそ1200年も昔の平安時代に暮らした先人は、元旦に降る雪が純白に染めていくことに、よい出来事が起こることを重ね合わせていたのでしょう。雪の日も良し、晴れの日も良し。先人と同じように全てを前向きに捉えて、令和7年、西暦2025年を良い一年にしていきましょう。
先ほどは各学年代表生徒による3学期に向けて所感発表がありました。3名の発表からも、47日間の3学期の日々を毎日大切にしていこうとする意欲が伝わってきました。代表の3名の皆さんありがとうございました。3名の皆さんだけでなく、全校の皆さん一人一人の3学期の目標が達成できるよう、毎日こつこつがんばっていきましょう。
今日は、皆さんに「思いやり算」を紹介し、講話としたいと思います。思いやり算には、足し算・引き算・かけ算・割り算の4つあります。まずは当時流れていたコマーシャルを見てください。東日本大震災の少し後に流れていましたので、今から10年以上前のものになります。
・・・CM・・・
足し算は、助け合うということです。家族で助け合うのは勿論ですが、友達や困っている人が進んで助けてあげことです。あなたの言葉や行動で助けてもらった人は、喜んでくれたり、温かい気持ちになったりするでしょう。
引き算は、引き受けるということです。家族に用事を頼まれたとき、先生に何かを頼まれたとき、友達に頼まれたとき、引き受けられる人になってください。人は互いに支え合いながら生活しています。人からの依頼を引き受けることは、責任も伴います。これからもお互い様の気持ちを大切にしてください。
かけ算は、声をかけるということです。友達や先生、近所の方に会ったときの挨拶。困っている人にかける言葉も大切なかけ算。自ら声をかけることには勇気も必要でしょう。きっと返ってくる言葉に、互いに気持ちよくなるはずです。
割り算は、いたわるということです。いたわるという意味は、弱い立場の人などに親切に接する、気を配って大切に世話する、です。人をいたわることができれば、誰もが笑顔になるでしょう。
本日から始まる3学期は、1年間の中で最も短い学期です。助け合う、引き受ける、声をかける、いたわる・・・の思いやり算を大切に心に留め、毎日の学校生活を大切にしてください。
講話の締めに毎回話しています。もう覚えている人もいるかもしれません。昇降口の階段の踊り場に掲げられている
「我ら苦しみに背を向けず 困難をおそれず いつも明るく 希望を胸に 明日に向かって進むのだ」
の言葉のように、みんなで手を取り合い、支え合い、充実した3学期にしていきましょう。