10月30日 ありがとう桜の大樹
- 公開日
- 2024/10/30
- 更新日
- 2024/11/01
お知らせ
職員の駐車場の真ん中に堂々と立っている桜の木。何度か虫の害を防ぎ、手をいれてきました。しかしここ数年の熱波によって弱り、枯れた枝が残り、こまめに剪定をして保ってきましたが、冬の大雪の際に枝の落下と落雪の恐れがあるため、残念ながらお別れすることとなりました。
ゴツゴツとしてこぶや穴のがある黒い幹は、この桜が「嵐で幹が裂けた」「虫に食べられ穴が空いた」「子どもが登って枝が折れた」などの生き様を経てきた証であり、決して穏やかな日々だけではなかったことが推察されます。この大樹の物語を想像するとき、そんな木を人間がたった一瞬で切ってしまうことに罪悪感を感じてしまいます。
せめても伐採した後、用材や資源として有効活用をすることを考えています。可能なら、スモークチップ(堀金中桜ブランド)を作ってみたいのですが、大木からそのような物をどうやって作るかわからず、研究中しています。もしわかる方がいたら是非ご指南ください。一緒に「堀中桜ウッドチップ」を作りましょう。
また、この神がかった大樹が堀金中の昔からある木であることは太さからわかりますが、どのような機会に植えられたのか、何かしらの記念樹なのかなど、この木にまつわるエピソードなどがあれば教えて頂きたいと思います。
伐採は冬を考えています。長い間たくさんの花と落ち葉と木陰を提供してくれた大樹に礼を尽くしたいと思います。