10月29日 小中合同児童生徒会
- 公開日
- 2024/10/30
- 更新日
- 2024/10/30
お知らせ
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堀金小学校の6年生がやってきて、「膝つき三度がけぞうきん」を一緒に体験しました。
また、生徒会の各委員会に小学生が入って、交流活動や協働活動を行いました。
例えば生産委員会では、地域コーディネーターの山口さんからクララとオオルリシジミの保全についてお話を聞いた後、クララの種をさやから取り出す作業を行っていました。校庭の際にクララがいっぱいさいて、オオルリシジミが舞う日が来たら、きっと誇りになることでしょうね。続けることが大切ですね。
例えば体育委員会では、防災クイズを作りました。児童生徒の皆さんは、災害というと南海トラフや富士山の噴火など、遠いところで起こるものという感じ方が強いようで、そのようなワードを検索してクイズを作る姿が多く見られました。アドバイザーとして来校していた社協の千國さんは、地域防災のクイズがあれば一緒に考えようと思っていたようです。
様子を見ていた地域コーディネーターの平倉さんは「調べてみると、堀金地域でも昭和58年9月の台風10号のときに床上浸水になる被害があって、堀金中学校にも300人以上が避難したんだよ。」と教えてくれました。堀金中の生徒も、避難所のお手伝いや復旧ボランティアをしたことでしょう。こうしたことをクイズにして、過去の事例を伝承していくこと、「自分ごと」として当事者意識を持つことが大切だと気づかされました。
自分たち児童生徒会の安全や豊かさを窓口に、この時間の活動を各正副委員長たちが考えました。そこから、地域や世界とのつながりに注目し、こうした「生物多様性」や「防災」などをテーマにして、児童生徒会が協働で取り組むというアイデアが素晴らしいですね。
小学生の皆さん、来年の入学を待ってます。そして、いずれは生徒会をリードし、一緒に地域や世界のために取り組むアイデアを考えて活動していってください。