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学校日記

3月18日 第78回卒業証書授与式②答辞

公開日
2025/03/21
更新日
2025/03/21

お知らせ

 校舎の窓から見える山々の峰の雪も溶け始め、春の訪れを感じる季節となりました。本日は、私達のためにこのように盛大な卒業式を挙行していただきありがとうございます。お忙しい中ご臨席いただきました来賓の皆様、先生方、在校生の皆さん、保護者の皆様、卒業生一同心より御礼申し上げます。

 堀金中学校での三年間は本当にあっという間でした。これまでの日々を思い起こせば、全ての瞬間が色鮮やかに蘇ってきます。中学一年生。大きめの制服に身を包み、小学校の頃から共に過ごしてきた仲間と初めて中学校の門をくぐりました。行事などで、先輩方が見せてくださった姿に憧れを抱き、これこそが自分たちの目指すべき目標だと感じました。

 中学二年生。初めて後輩ができ「先輩」と呼ばれる声に、改めて中学生としての自覚を持ちました。職場体験学習を通して学んだ働くことの意味。先輩方から引き継いだ、伝統の重み。その全てが私達を成長させてくれました。

 そして、中学三年生。最高学年としての責任感、二度とは訪れないこの瞬間を大切にしたいという情熱を胸に、私達の中学校生活最後の一年がスタートしました。行事や文化祭などを通して学年の絆をより深め、あっという間に流れていく時間の中、自分達の成長を確かに感じ取ることができました。この校舎で多くのことを学び、心身ともに成長することができた三年間は、私達の宝物です。

 学校内だけでなく、登下校や地区の行事などで、私たちのことを見守ってくださった地域の皆さま。皆さまの温かい支えがあったからこそ、ここ堀金の地で成長することができました。

 時に厳しく、時に優しく、いつも熱心に指導してくださった先生方。先生方には勉強面から生活面までたくさん支えていただきました。これからも先生方から教えていただいたことをしっかりと胸に刻んで生きていきます。本当にありがとうございました。

 たくさん慕ってくれた後輩たち。今まで一緒に伝統を創り上げてくれてありがとうございました。これから先、いろいろな困難に直面すると思いますが、これまで培ってきた力を信じて乗り越えていってください。後輩の皆さんへ、堀金中学校の伝統というバトンを繋ぎます。これからの堀金中学校をよろしくお願いします。

 そして何より、いつも私達の一番近くで優しく、見守ってくれた家族の皆さん。家族の支えがあったからこそ、私たちは今こうして卒業の日を迎えることができています。些細なことで怒ってしまいごめんなさい。大事に育ててくれて、ありがとう。これからも私達の成長を温かく、見守っていてください。

 これから私たちは、それぞれの未来に向かって一歩一歩自分の足で歩いていきます。今後、大きな壁にぶつかったとしても、この安曇野市立堀金中学校で得た多くの思い出や学び、そして誇りを人生の糧とし、力強く生きていきます。私達をここまで育てていただき、本当にありがとうございました。

 最後となりましたが、堀金中学校の益々のご発展とご臨席の皆様の益々のご健勝を卒業生一同、心より祈念して、答辞といたします。                              

 卒業生代表