学校日記

思いやり2

公開日
2020/12/02
更新日
2020/12/02

お知らせ

 人権教育強調旬間2日目です。代表委員会で実施している友達の良いところを見つける「思いやりの木」に良いところを書いた葉が貼られ始めました。旬間中にいっぱいになることを期待しています。(写真左)
 1年生の先生が毎日トイレ掃除のボランティアに来てくださっている方々に対するお礼の寄せ書きを持ってきてくれました。きっと喜んでいただけると思います。ここにも思いやりがありました。きっと毎日思いやりがあるのだけれど、私たちが気づいていないのかもしれません。(写真右)
 今朝は校長講話を行い、新型コロナウイルス感染症に対する差別を通して人権について考えました。「家族が濃厚接触者になったらどんな不安があるか」と自分に引き寄せて考えてみました。4年生に考えを聞いてみると、「私も感染しちゃうかも」「みんなに会えなくなる」「仲間はずれにされちゃうかも」等の大きな不安があげられました。一番怖いのは差別であることを伝え、反対に勇気づける言葉を考えました。「大丈夫」「君が悪いんじゃなくて、ウイルスが悪い。早く治るといいね」「乗り越えられるといいね」「また一緒に遊ぼうね」という子どもらしい表現をしてくれました。誰にでも不安はあるし、差別の心はある。この旬間中に差別に打ち勝つ力をつけることを話しました。
 11月27日の信毎朝刊に、臨時休校から学校再開した中学校の記事が掲載されていました。担任の「差別が生まれるかも知れない瞬間に、皆さんはいま当事者として向き合っている」という言葉に心を動かされました。